規格・ガイダンス・通知 一覧
71件中
61–70件表示
IMDRF
IMDRF/CYBER WG/N60 FINAL:2020
医療機器サイバーセキュリティの原則と実践
Principles and Practices for Medical Device Cybersecurity
医療機器サイバーセキュリティのみを扱った最初のIMDRF文書。IVDを含む医療機器について、製造業者、医療機関、規制当局等すべての関係者に対し、サイバーセキュリティの一般原則とベストプラクティスに関する具体的な推奨を示す。一般原則として国際調和、製品ライフサイクル、共同責任、情報共有の4つを掲げ、市販前(脅威モデリング等による設計段階からのセキュリティの組み込み、顧客向けセキュリティ文書の作成等)と市販後(脆弱性の監視・対応、情報共有、インシデント対応等)の考慮事項を整理している。安全性及び性能の基本原則(IMDRF N47)と併せて製品ライフサイクル全体で考慮すべきものと位置づけている。
発行: 2020-04-20
EU
MDCG
MDCG
MDCG 2020-1
医療機器ソフトウェアの臨床評価(MDR)/性能評価(IVDR)に関するガイダンス
Guidance on clinical evaluation (MDR) / Performance evaluation (IVDR) of medical device software
MDR(2017/745)・IVDR(2017/746)における医療機器ソフトウェア(MDSW)の臨床評価/性能評価に必要な臨床エビデンスの水準を、①有効な臨床関連性(Valid Clinical Association/科学的妥当性:ソフトウェアの出力が対象とする臨床状態・生理学的状態と医学的に妥当な関連を持つか)、②技術的(分析的)性能(入力データから正確・高精度・再現性をもって意図した出力を生成できるか)、③臨床性能(意図した目的に沿った臨床的に意味のある結果を生むか)の3要素で整理。MDRのクラス分類・IVDRの機器区分に応じて要求される臨床データの水準が異なり(MDRクラスIII・埋込型は原則臨床試験データが必須、IVDRは原則いずれのクラスでも性能試験が必要)、非臨床試験のみで適合性を示すことが正当化できる場合の例外(MDR第61条(10)等)にも言及。臨床評価はQMSの一部としてライフサイクル全体で反復的に実施し、市販後臨床フォローアップ(PMCF)/性能フォローアップ(PMPF)による継続的なエビデンス更新を要求。附属書IIに睡眠解析ソフト、画像セグメンテーションツール、IVD半定量検出、機器組込みソフトウェア、インスリンポンプ連携アプリ、人工呼吸器CO2制御ソフトなど6つの実例を掲載し、単独評価が必要な場合と機器本体との一体評価が必要な場合の切り分けを具体的に示している。
発行: 2020-03-01
EU
MDCG
MDCG
MDCG 2018-5
医療機器ソフトウェアへのUDI割り当て
UDI assignment to medical device software
独立した医療機器として販売されるソフトウェア、または他の医療機器を構成するソフトウェアを対象に、UDI(Unique Device Identification)における新規UDI-DI(基本UDI-DI)の割り当てが必要となる変更と、UDI-PI(生産識別子)の更新のみで足りる軽微な変更を区別する基準を提示。新規UDI-DIが必要となるのは、①当初の性能・安全性・データの解釈に影響する変更(新規・改変されたアルゴリズム、データベース構造、動作プラットフォーム、アーキテクチャ、ユーザーインターフェース、相互運用のための新規経路等)、②基本UDI-DI自体の変更、③名称・商標名・バージョン/モデル番号・重要な警告や禁忌・ユーザーインターフェース言語の変更、のいずれかに該当する場合。一方、バグ修正、安全性目的ではないユーザビリティ改善、セキュリティパッチ、動作効率の改善等の軽微な変更は、新規UDI-DIは不要で、製造業者が自ら定めた識別スキームによるUDI-PIの更新で足りるとしている。UDI表示(placement)の基準は別途今後のガイダンスで扱うとされ、MDCG 2018-1(UDI割り当てガイダンス)と併せて参照することが想定されている。
発行: 2018-10-01
IMDRF
IMDRF/SaMD WG/N41 FINAL:2017
医療機器としてのソフトウェア(SaMD):臨床評価
Software as a Medical Device (SaMD): Clinical Evaluation
SaMDの臨床評価に関するIMDRFの最終文書。臨床評価を、SaMDの臨床上の安全性・有効性・性能を評価・分析する継続的な活動と定義し、①有効な臨床的関連性(SaMDの出力と対象とする臨床状態との間に有効な臨床的関連性があるか)、②分析的妥当性確認(入力データを正しく処理し、正確で信頼性・精度のある出力を生成するか)、③臨床的妥当性確認(その出力の使用が、対象集団の臨床の場で意図した目的を達成するか)の3要素で構成する。すべてのSaMDが3要素を示すべきとし、証拠は既存の証拠の活用又は新たな証拠の作成により得られる。N12のリスク区分に応じて、各法域の法令に従うことを前提に、低リスクのSaMDでは製造業者による自己宣言がありうる一方、高リスクのものでは臨床的証拠の独立したレビューが重要になるとする。市販後も実使用下の性能データを継続的に収集することを求めている。
発行: 2017-09-21
FDA
CDRH
CDRH
FDA-Interoperability-2017
相互運用性医療機器の設計上の考慮事項と市販前申請推奨事項
Design Considerations and Pre-market Submission Recommendations for Interoperable Medical Devices
電子的に接続・情報交換する医療機器(EHR連携・ネットワーク接続機器等)の安全かつ有効な相互運用性を確保するためのFDA最終ガイダンス。設計上の考慮事項(リスクマネジメント・エラー管理・データ整合性)、市販前申請に含めるべき技術文書の内容、ラベリング要件を規定。ISO 14971(リスク管理)との対応関係を示す。ネットワーク接続SaMD・医療IoT機器の申請に必須。
発行: 2017-09-06
IMDRF
IMDRF/SaMD WG/N23 FINAL:2015
ソフトウェア医療機器(SaMD):品質管理システムの適用
Software as a Medical Device (SaMD): Application of Quality Management System
SaMDへの品質マネジメントシステム(QMS)の適用に関するIMDRFの最終文書。ソフトウェアの品質・工学の実践はあるが医療機器QMSに不慣れなソフトウェア開発組織を主な対象に、医療機器QMSの考え方をソフトウェアの視点から説明する。効果的なQMSは、①SaMDの安全性・有効性・性能を確保するためのリーダーシップ、説明責任、適切な資源を備えた「リーダーシップと組織の支援」、②組織の規模に応じて調整でき、すべての実現・使用プロセスに一貫して適用される「SaMDライフサイクル支援プロセス」、③要求事項の定義から設計・開発、検証・妥当性確認等に至る「SaMD実現・使用プロセス」の3原則からなる。3原則は独立した手順ではなく、①が②の基盤となり、②が③全体に適用される関係にある。各節の考え方はISO 13485:2003の条項に対応づけて示されている。
発行: 2015-10-02
IMDRF
IMDRF/MC/N35 FINAL:2015
IEC 62304:2006「医療機器ソフトウェア-ソフトウェアライフサイクルプロセス」の使用に関する声明
Statement regarding Use of IEC 62304:2006 "Medical device software - Software life cycle processes"
IMDRF管理委員会による情報文書で、IEC 62304:2006(医療機器ソフトウェア-ソフトウェアライフサイクルプロセス)を各法域の規制でどのように扱っているかを一覧にしたもの(2015年時点)。豪州では基本原則への適合の証拠として用いられ、カナダ・米国では認定規格として適合の証拠や適合宣言に使える。欧州では対応するEN 62304:2006が整合規格として適合の推定を与える。中国ではYY/T 0664-2008として国内規格化されているが推奨規格であり、ブラジル・ロシアでは使用は任意とされている。日本(厚生労働省・PMDA)については、現時点では参照されていないが、承認申請において基本要件への適合を合理的に説明するために用いることはありうるとしている。共通の立場や規格の解釈を示す文書ではない。
発行: 2015-10-02
IMDRF
IMDRF/SaMD WG/N12 FINAL:2014
医療機器としてのソフトウェア(SaMD):リスク分類の枠組みと対応する考慮事項
Software as a Medical Device: Possible Framework for Risk Categorization and Corresponding Considerations
SaMDのリスクのカテゴリ化の枠組みの案と、それに対応する考慮事項を示したIMDRFの最終文書。カテゴリは、「SaMDが提供する情報の医療上の判断に対する重要性」(治療又は診断、臨床管理の推進、臨床管理への情報提供)と、「医療の状況又は状態」(重篤、重大、非重大)の2要素の組み合わせで決まり、I〜IVの4区分とする(重篤な状態の治療又は診断がもっとも高いIV)。4区分は、SaMDの正確な情報が死亡、長期の障害その他の重大な健康の悪化を避けるうえで果たす役割の大きさ、すなわち患者・公衆衛生への影響の程度に基づく相対的なもの。カテゴリ化は正確で完全なSaMD定義文に依拠する。入力の透明性や技術的特性等の他の側面はカテゴリの決定には影響しないが、個々のSaMDに固有の考慮事項(臨床評価、品質管理、情報セキュリティ等)の特定に影響するとしている。
発行: 2014-09-18
IMDRF
IMDRF/SaMD WG/N10 FINAL:2013
医療機器としてのソフトウェア(SaMD):主要定義
Software as a Medical Device (SaMD): Key Definitions
SaMDの共通の定義と関連する主要用語を示したIMDRFの最終文書。SaMDを「1つ以上の医療目的のために使用されることを意図し、ハードウェア医療機器の一部となることなくその目的を果たすソフトウェア」と定義し、従来の「スタンドアロンソフトウェア」等の用語に代わるものとしてSaMDに用語を収れんさせた。注記として、SaMDはIVDを含む医療機器であること、汎用(非医療目的)の計算プラットフォームで動作しうること、「一部となることなく」とはハードウェア医療機器が医療目的を達成するのに必要ではないことを意味すること、ハードウェア医療機器を駆動することを目的とするソフトウェアはSaMDに当たらないこと、他の医療機器等と組み合わせて(モジュールとして)使用したり接続したりしうること、定義を満たすモバイルアプリはSaMDであることを示す。機器の製造・保守に用いるソフトウェアはSaMDとみなさない。GHTF文書で定義済みの用語のうちSaMDに関係するものも再掲している。
発行: 2013-12-18
FDA
CDRH
CDRH
FDA-Cybersecurity-OTS-2005
OTSソフトウェアを含むネットワーク接続医療機器のサイバーセキュリティ管理
Cybersecurity for Networked Medical Devices Containing Off-the-Shelf (OTS) Software
ネットワーク接続医療機器に組み込まれたOTSソフトウェアのサイバーセキュリティ管理に関するFDA初期ガイダンス(2005年)。製造業者・医療機関双方の責任分担、OSパッチ適用・ウイルス対策・アクセス制御の考え方を整理。現行のサイバーセキュリティ最終ガイダンス(2023年9月初版、2025年6月版を経て改訂)の前身文書として規制の経緯理解に有用。
発行: 2005-01-14
